-
日本ワイン|haccoba LAB_ × ファットリア アルフィオーレ / beeno buono 2023
¥3,190
・香り:優★★★☆☆強 ・酸味:少★★★★☆多 ・甘み:少★★☆☆☆多 【香り】乳酸、酒母、りんご、白い花、柑橘類、洋梨 「これはワインなのか、何なのか?」 アルフィオーレさんから送られてきたテクニカルデータを頭に入れて、実際にテイスティングをした時に出てきた感想でした。 主原料は「葡萄を発酵させたお酒=ワイン」なはずなのに、色も味わいも、私が今まで「ワイン」として認識しているどれとも当てはまらなかったからです。 アルフィオーレさんとhaccobaさんとがコラボしてして造るジャンルレスなお酒の挑戦。 一度体験してみてはいかがでしょうか? <店主テイスティングコメント> グラスから覗くその色は、白濁した液体の中に紫色を1滴垂らしたような色合いで、わずかに発泡がみられます。 ぱっと見は「灰色かな?」とも思いましたが、よくよく眺めていると吸い込まれそうなほど 妖艶な色みをしていることに気づきます。 発酵由来の乳酸や酒母の香り、そしてさまざまなフレッシュな果実の香りがしてきます。 口に含むと、プチプチと舌をくすぐる細かな泡。フレッシュな味わいなのかと思ったらその瞬間にまろやかな味わいと香りが上がってきて、飲み手を惑わせます。 完全発酵で辛口に仕上がっているようなのですが、その一方でリンゴ酸にも似た酸味のおかげで不思議と果実味が残糖の甘味のようにも感じます。 酸味の後にやってくる仄かな甘い香りを漂わせた味わいが、流れるように構成されていてとても心地良いです。 余韻には、グレープフルーツ系の苦味があり、ラストを綺麗に締めくくります。 セイベルという葡萄品種らしいシャープな柑橘系の香りとまろやかな甘味(果実味)が十分に引き出されており、それは口に含むことによってより強烈かつ、穏やかにも感じられます。 その不思議な色みと味わい、そして「ワインなんだけど、ワインじゃないんだ。」という一種の特別感に触れることができるお酒です。 <生産者コメント> haccoba さんとは、一昨年からワインの搾りかすを、お米と一緒に発酵させたお酒のコラボレーションから、お付き合いが始まりました。 醸造家・目黒の地元の近くである、福島県南相馬で、 「その他の醸造酒」というカテゴリーで、ジャンルレスなお酒を仕込んでおります。 それがご縁 で、海外ではワインの括りで許可されているのですが、日本ワインのカテゴリーでは仕込むこと ができない、「ワインにハーブを加える」という挑戦をしてみたかったのです。 お料理もその素材を活かす上で調味をします。 塩やスパイス、ハーブなど。 ワインもまた、そんな楽しいジャンルがあってもいいと思うのです。 ワインというカテゴリー を、難しく考えずに、より自由でより楽しい飲み物になることが、より日本で、年齢や固定概念 を超えた飲み物になれると確信しております。 その機会を、haccoba の佐藤代表のお力添えで、 実現することができました。 バタフライピー由来の鮮やかな青色がワインに溶け込み、なんとも不思議な青紫色のお酒に仕上がっています。 また、瓶内二次発酵による発泡感とぶどうの酸味が心地よく、食中酒としておす すめです。 目と舌で、お楽しみいただける 1 本です。 ・味わい :ハチミツの香り/爽やかなレモンバーム/穏やかな酸/ ・シーン :晴れた日の外のみや、みんなで集まるパーティーなど ・温度帯 :8°C~14°C ・グラス :小ぶりでカジュアルなグラスやフルートグラス ・お料理 :食前酒(apéritif)として。日本料理や、そのままわいわいと宅飲など ・飲み頃 :今 ~ 2025 年ごろ ・飲みきり:当日飲み切り <合わせたい料理> フルーツを使ったフレッシュサラダ、フレッシュチーズ、串揚げ、パクチーを使った香味サラダ <ワイン情報> ・生産地:福島県南相馬市 ・生産者:(株)haccoba(Fattoria AL FIOREとのコラボ) ・タイプ:その他の醸造酒(葡萄の発泡酒)/ライト ・品種 :セイベル(山形県産/葡萄)、バタフライピー(スパイス/花) ・容量 :500ml ・度数 :12% ・その他:ー ▼取り扱いに関するご注意 ・長期間保管していると、酵母の活性により中身が吹き出る可能性があります。 よく冷やし、中のガスを抜くようにゆっくりと開栓してください。 瓶の底にオリ(お酒の成分)が沈殿している 場合があります。 開栓後、注ぐ前にゆっくりと中身を混ぜるとより美味しくいただけます。
-
日本ワイン|木谷ワイン / 明日香村産 柑橘ワイン
¥3,300
SOLD OUT
・香り:優★★★★☆強 ・酸味:少★★★★★多 ・渋み:少★☆☆☆☆多 ・甘味:少★☆☆☆☆多 【香り】焼きみかん、白コショウ、線香、みかんの青い枝、柑橘類の白皮 <店主 テイスティングコメント> 少しオレンジ色がかった濃い黄色。開けるタイミングによっては微発泡しており、グラス内に細かい泡がつきます。 口に含むとスルスルと舌の上をかけ抜けていくワインの食感とそれを追いかけるように甘酸っぱい味わいや苦味が広がります。甘味はなくドライで、酢酸のツンとした味わいと柑橘系の爽やかな酸が折り重なって味わい深い酸となっています。 余韻は長く、レモンの皮を想わせる苦味が全ての香りが消えた後もほんのり残り続けます。 飲んだ瞬間の鋭くもまろやかな酸と柑橘の果実味、苦味が多重層的に表れ、単純な柑橘ワインではないことが感じ取れます。とても複雑なゆえに、食事との相性は幅広く、使い勝手の良いワインです。 【合わせたい料理】 白身魚のカルパッチョ、トマトソースを使ったサラダピザ <生産者コメント> 奈良県明日香村産のみかんとレモンを使用した微発泡(かなり弱い発泡)のワインです。 スライスしたみかんとレモンを皮ごと圧搾。ステンレスタンクで低温にて4か月超の発酵。その後、発泡性を持たせるために補糖して瓶詰め。 皮ごと圧搾している為、皮の香りと渋みを含んでいます。酢酸もやや感じられ、かなり酸味が強いです。4か月を超えてアルコール5%に満たないような超ゆっくり発酵の際に薄濁りのシュールリーの状態となり旨味を感じます。 それゆえ飲み始めは少しクセがあるように感じますが、喉を通る頃には口内で旨味を感じるので自然と次の一杯に手が伸びるお酒となっています。 個人的には夏の暑い日に良く冷やしてバーベキューで飲みたいです。お肉の脂と交互に飲むと爽やかで美味しいと思います。 <合わせたい料理> バーベキュー、 たこ焼きなどの粉もんに(レモンと醤油)、またはプレーンで味付けの代わりに。 <ワイン情報> ・生産地:奈良県香芝市 ・生産者:木谷ワイン ・タイプ:柑橘酒(極微発泡)/ライト ・品種 :みかん90%、レモン10%(奈良県明日香村産) ・容量 :750ml ・度数 :4.5% ・その他:野生酵母、亜硫酸無添加 ※ヴィンテージやラベルが予告なしに変更する場合があります。